ワインツーリズム山梨2013

先週末、山梨では毎年恒例のワインツーリズムが開催されていました。

 

本当は土曜、日曜と連日参加したかったのですが、都合がつかず日曜日のみ。

ならばせめて、と土曜日の夜から前乗りしたのでした。

 

甲府で一泊出来るのであれば、必ず訪れたいのがここ「フォーハーツカフェ」です。

ビールの種類もさることながら、地元のワインを多く揃えていることは、あまりにも有名。

 

いつも必ず「えっ!それ本当にグラスで頂けるんですか!?」というようなワインをグラス売りで色々と用意してくれます。

 

この日もリリースしたばかりの旭洋酒さんの「千野甲州2012」から始め

(すごいですよ、2012年の千野甲州は。。。)

ルミエールさんの「南野呂甲州の一升瓶ワイン2012」

(2012年の南野呂もこれまた香りが素晴らしい。。。)

 

そしてオーナーの大木さんに、次の日に金井醸造さんを訪れることをお話すると、

にやっとしながらテーブルにトンと置いたそのボトルは

金井醸造さんの「デラウェア+2010」

 

ワインと大木さんの心意気に思わず歓声をあげる私。

(我ながら本当に単純だと思います)

 

しかもこちらは抜栓して三週間目のもの。

「金井さんのワインは本当に強いんですよ〜、ヘタらない」

と大木さん。

 

確かに抜栓したてとは違い落ち着いた風味にはなっていますが、

酸化による劣化にはなっていないのです。

 

う〜ん、と唸る私に

次に大木さんが持ってこられたボトルは

ボーペイサージュ「NO NAME HOSAKA YAMANASI2012」

 

これは現在飲食店にしか卸されないボーペイサージュのワイン。

ベリーAで造られるものです。

 

別のヴィンテージは幾度となく頂いていますが、

2012年は初めて頂きました。

果実の凝縮感、そしてボーペイサージュファンにはたまらないであろう

「らしい味わい」もしっかりと表現されています。

 

そうそう、お店の扉を開けた時、

入り口付近にいらした一団から

「ワインツーリズムにようこそ!」との掛け声が。

 

ワインツーリズムと書いてあるタスキをかけていらしたので、

おそらく運営スタッフの方々だったのでしょう。

 

地元の皆さんの「楽しんでいって欲しい」というお気持ちが

嬉しいひとときだったのでした。