先週末、山梨では毎年恒例のワインツーリズムが開催されていました。
本当は土曜、日曜と連日参加したかったのですが、都合がつかず日曜日のみ。
ならばせめて、と土曜日の夜から前乗りしたのでした。
甲府で一泊出来るのであれば、必ず訪れたいのがここ「フォーハーツカフェ」です。
ビールの種類もさることながら、地元のワインを多く揃えていることは、あまりにも有名。
いつも必ず「えっ!それ本当にグラスで頂けるんですか!?」というようなワインをグラス売りで色々と用意してくれます。
この日もリリースしたばかりの旭洋酒さんの「千野甲州2012」から始め
(すごいですよ、2012年の千野甲州は。。。)
ルミエールさんの「南野呂甲州の一升瓶ワイン2012」
(2012年の南野呂もこれまた香りが素晴らしい。。。)
そしてオーナーの大木さんに、次の日に金井醸造さんを訪れることをお話すると、
にやっとしながらテーブルにトンと置いたそのボトルは
金井醸造さんの「デラウェア+2010」
ワインと大木さんの心意気に思わず歓声をあげる私。
(我ながら本当に単純だと思います)
しかもこちらは抜栓して三週間目のもの。
「金井さんのワインは本当に強いんですよ〜、ヘタらない」
と大木さん。
確かに抜栓したてとは違い落ち着いた風味にはなっていますが、
酸化による劣化にはなっていないのです。
う〜ん、と唸る私に
次に大木さんが持ってこられたボトルは
ボーペイサージュ「NO NAME HOSAKA YAMANASI2012」
これは現在飲食店にしか卸されないボーペイサージュのワイン。
ベリーAで造られるものです。
別のヴィンテージは幾度となく頂いていますが、
2012年は初めて頂きました。
果実の凝縮感、そしてボーペイサージュファンにはたまらないであろう
「らしい味わい」もしっかりと表現されています。
そうそう、お店の扉を開けた時、
入り口付近にいらした一団から
「ワインツーリズムにようこそ!」との掛け声が。
ワインツーリズムと書いてあるタスキをかけていらしたので、
おそらく運営スタッフの方々だったのでしょう。
地元の皆さんの「楽しんでいって欲しい」というお気持ちが
嬉しいひとときだったのでした。
コメントをお書きください