パリにて その1

実は11月22日から30日までフランスに行っておりました。

現地からブログをアップするつもりでパソコンを持参したのですが、なんとカメラとパソコンを繋ぐケーブルを忘れてしまった次第。

なので帰国後報告とはなりましたが、

しばしお付き合いください。

 

さてワインの話というよりも野菜の話なのですが

旅先、特に海外旅行中って

なんとなく野菜不足になりがちではないですか?

 

基本的に食事の度にサラダが欲しくなる私。

(蕎麦屋とかは別ですが)

できれば肉類などは入らない野菜メインのシンプルなサラダが食べたい!

と思うものの、パリのビストロやレストランだとわりにそういった生野菜で野菜がしっかりとれるようなサラダって意外と前菜のメニューにないのですよね。

(シャルキュトリーの盛り合わせやフォアグラは必ずと言っていいほどあれど)

 

それにさすがに連日外食をしていると

さすがに今日はさっぱりとサラダだけで・・・という日があったりします。

 

そんな時に重宝するのがこのクリュディテ。

野菜料理の盛り合わせです。

何種類もの野菜がそれぞれ違う味付けで盛り合わせてあり、

シンプルで素朴ですが疲れた胃袋には嬉しいひと皿。

 

といってもこちら、ちょっと気取ったレストランや

お洒落なビストロのメニューで見たことはなく

常連さんが集う町のワインカフェや、家族経営の小さなレストランのランチメニューにのるような一品のようです。

 

写真は大好きなワインバー、ル・ビュイのもの。

ランチタイムには常連さんでいっぱいになるようなお店です。

 

 これを知った時の嬉しさといったら。

連日続くお肉料理にちょっと疲弊気味の身体が喜ぶかんじ。

 

それ以来ちょっと疲れ気味の時や、

夜のお食事に備えたいときのランチタイムにはこのひと皿。

もちろん芳ばしいバゲットを添えて。

 

そしてキリリと冷えた白かロゼワインを楽しみながら

(疲れていても飲むのか、というツッコミはさておき)

周囲のパリジャンがお肉の塊や大きなソーセージをぺろっと平らげ、

デザートまで楽しそうに食べている光景を眺めているのでした。

 

それにしてもいつも思うのですがフランス人男性、老いも若きも、

皆さんデザートを本当に楽しそうに食べます。

日本だとあまり見ない光景、お国柄ですね。