謹賀新年

明けましておめでとうございます。

今年もどうぞ宜しくお付き合いのほどお願い致します。

 

新しい年の幕開けは皆さんどんなワインでしょうか。

私はお節とはこれっ、と決めていたワインがありまして。

 

それはプロヴァンスのCASSI「カシ」。

 

しっとりとした質感と

海の近くの産地であることを感じさせる潮の風味はお節に万能です。

 

お節のメニューを思い出してみてください。

海老、数の子、いくら、鮑、昆布巻に蒲鉾・・・

そう、海の産物が多いのですよ。

 

お正月だから〜、と高価なワインを開けても、

「なんだか生臭くなるかも・・・」

「あまりお料理と合わないね、やっぱり日本酒なのかな」

となってしまいがちなのです、お節って。

そう、そういう意味でもカシは和食と名コンビを組むことが出来るワインのひとつ。

 

こちらの造り手さんのカシは日本にも入って来ていますが、

このワインは以前フランスで購入してきたもの。

その際に造り手さんに伺ったお話だとヴィンテージによってセパージュは違うそうです。

 

ちなみにこちらの2010年はクレーレットとマルサンヌの50/50ですが、2011年は単一セパージュだったはず。

個人的にはぶどう品種がいくつか使われている方が、

更に合う料理の幅は広がると思うので、2010年の方がお節向きワインだと思っております。

お節って色々なものを少しづつ、でしょう？

 

さて、今年もどんなワインに出会えるのか、

皆さんと一緒に楽しんでいきたいと思います。