ラ・ブラッスリー・ボルドレーズは
今ボルドー市内でも大変人気のあるお店のひとつではないでしょうか。
昨年ボルドーでシャトー巡りの際に通訳をお願いした方のお勧めで訪れたのが最初でしたが、今回も連日常に賑わっておりました。
このお店のウリは、手頃な価格のボルドーワインが多数揃うワインリストと、そしてやはり肉料理。
特に牛肉の料理です。
お店で手渡されるメニューと全く同じ内容がHPにも掲載されているので、ご興味の有る方はぜひ。
写真はボルドー近郊で育ったBAZADAISE牛の
コート・ド・ブッフ。1キロ。もちろんレアで。
あ!一人では食べませんよ!
2〜3名でシェアする量です。念のため。
この牛が今までに食べたことないタイプの牛肉でした。
もちろん日本のようにサシなど入らない赤身なわけですが、
非常に食感が瑞々しいのです。そして歯切れが良い。
味わいも心地よい旨味があります。
このBAZADAISE牛、メニューには三世代に渡り畜産業を営んでいる方の飼育との記載が入るこだわりの牛肉で、他にもカルパッチョやアントルコーテ450g(これは一人でもするっと食べれてしまいます。。。)など様々なメニューが並びます。
BAZADAISE牛以外にも牛肉メニューはいくつもあり、
さらに豚や鶏肉、羊に鴨といった肉料理がずらりと揃うメニューは肉好きな方にはたまらないかも。
基本的にボルドーではぶどうの枝を使った炭火で焼くスタイルが一般的ですから、どれもいたってシンプルながらお肉の美味しさが堪能できます。
こうなってくるとやはり赤ワインの出番。
左岸、右岸、ネゴシアンや生産者のスタイルごとに記載されているワインリストはグラスは3ユーロ程度から、ボトルは15ユーロ程度から、25〜45ユーロあたりのワインが充実しつつ、上はシュヴァル・ブランやシャトー・ラ・トゥールの750ユーロまで、それはもう迷いがいあります。
今回初めて知ったのが、
ワインリストにある「BORDEAUX OXYGENE」というカテゴリー。
造りが酸化的な感じ?いったい?なんて思っていましたが、
これはボルドーの若手が立ち上げているグループのひとつで、
ワイン造りに新しい空気を取り入れよう、という主旨だそう。
なるほど。
日本でも有名なところで言えば、ムーリのシャトー・プジョーなどもそのカテゴリーにありました。息子さんが加盟されているそうです。
そんな見応えあるワインリスト、
そりゃもう毎回ワインを決める度に嬉し悩ましい時間となります。
牛肉の美味しさと相まって、
結局今回の滞在中に一番通ってしまったお店となりました。
コメントをお書きください