この夏出会った一番のロゼ(今のところ)

神田にある味坊さんという中華料理さん。

このお店、ガード下にあり客席の間隔がみっちり詰まり、お客さんが肩寄せ合ってわいわい、といった活気あるいかにもな雰囲気。

 

メニューには中国東北料理、

とうたっており

羊肉を使った料理が多く、羊の串焼きや鍋がお店のお勧め。

羊肉を使った焼き餃子や水餃子も楽しめます。

 

しかしなんと言ってもこの店の不思議なところ?意外なところ?は、この雰囲気にして自然派ワインの取り扱いがあること。

 

ワインリストなんて無し。

冷蔵庫に入ったそれらのワインを自分で選ぶシステムです。

金額は三種類で2500円、3500円、5000円。

ボトルに記載があります。

 

早く冷蔵庫をのぞきたいと早る気持ちを抑えながら、

まずはグラスで山形の銘酒?タケダワイナリーさんの蔵王スターの

白やロゼで乾杯!

この一升瓶ワインを置いてるなんて、センスの良い!

 

そして今年の夏の出会いロゼとなった

この「ダーニ・ロゼ」

オーストリアのゼルナ―という造り手による

ツヴァイゲルトレーベという品種を用いたもの。

 

僅かに細かい発泡を感じるフレッシュな口当たりと、

すっきりとした、しかし決して荒くはない丁寧な味わいに

「これ美味し〜!!!」とテーブルも盛り上がった次第。

 

ちなみに写真の料理は「じゃがいもと叉焼の香草和え」

塩気のきいたポテトと香菜、叉焼の旨味。

これがもうなんていうか、ぽちぽちとつまむにはもってこいの

酒飲みのためのひと品。

 

ワイワイガヤガヤとした店内の勢いも手伝って、

ワインがスイスイ空いてしまったのでした。