サペラヴィ

グルジア(ジョージア)繋がり?

でもうひとつ。

 

グルジアで造られる赤ワインに使われる黒ブドウで代表的な品種にサペラヴィがあります。

 

一般的には強靭なタンニンをもち、さらにがっしりとした酸をも持つ、そう、日本の山ぶどうの特徴でもあるそれらをもっとパワフルにした感じの味わいですが、少し前に飲んだこのワインは違いました。

 

品種はサペラヴィですが、産地は日本の京都。丹波ワインさんの造るスパーリングワインです。

そう赤のスパーリングなのです。

 

意識してそう造られたのかどうか、

それとも日本のサペラヴィだからかは判りませんが、

タンニンも酸も程よいバランスで造られています。

 

そしてこれまた決して安っぽくない心地よい発泡感。

イタリアのピエモンテ州で造られる、バルベラやドルチェットといった品種の軽く微発泡したタイプの赤ワインは、気軽に楽しむワインとしてとても好きなのですがなかなか日本ではみかけません。

でもそれらに近い感じなのです。

 

ちなみにイタリアではそういったワインをシャルキュトリーと合わせるのが定番。やはり動物性の脂が欲しくなる味わいかと思います。

 

この時はソーセージと合わせてみましたが

それも好相性でしたよ。

バーベキューなどで炭火で焼いたソーセージや厚切りベーコンになんて、

きっと最高なはず。

 

秋も深まり寒さが厳しくなる前に

まだ昼間は汗ばむような晴天を狙って

このワインでバーベキュー、お勧めです。

 

個人的にはこのサペラヴィでスティル・ワインも作って頂いて、

丹波の特産でもある猪とも合わせてみたいのですが。。。