開催報告「ボージョレのワイン」

先月11月22日土曜日にイベント・セミナー「ボージョレのワイン」を開催致しました。

ご参加くださった6名の皆様、

ありがとうございました!


ご用意したワインは写真のラインナップです。まずはうさぎマークのコルクが愛らしいニコラ・テスタールのボージョレ・ブラン2011で乾杯をしてスタート。

ボージョレのワインやボージョレ・ヌーボーについてのお話をした後は、フィリップ・パカレのボージョレ・プリムール2012、2013、2014を順不同でブラインド・テイスティング。

一般的にボージョレ・ヌーボーは若飲みのワインとされ、フレッシュさを楽しむものではありますが、一年、二年と経過しても飲めないわけではなく、人によっては軽い熟成感が好ましい方もいるくらいです。それをご体験頂くべく敢えてゲーム感覚でブラインド・テイスティングして頂いたのですが、見事半分の方がそれぞれのヴィンテージを当てられました。


その後は長期熟成型のクリュ・デュ・ボージョレの試飲を。

今回ご用意したのは「花のような、女性的な」と形容されるフルーリーの代表的な造り手イヴォン・メトラの2009年、そして「力強く、男性的」と形容されるクリュ・デュ・ボージョレのなかでもとりわけ長期熟成タイプのモルゴン、こちらもこの地域を代表する生産者マルセル・ラピエールの2009年です。暖かく天候に恵まれた2009年はぶどうがとても良く熟した年でもあります。以前に購入してセラーで寝かせていたものです。

当初はこちらはオープンで試飲、の予定でしたが、それぞれのクリュの特徴を説明をした後、結局こちらもブラインドでテイスティングすることに。

見事またも三名さまが当てられました!

皆様香りや味に対する感度が鋭いですね。


全てのワインが出揃ったあとは、ソーシソン・セックとボージョレ地方の近郊で造られるチーズ、サンフェリシアンを一緒に楽しんで頂きました。

ソーシソン・セックはサラミタイプのドライ・ソーセージで、ボージョレの村々近くの美食の町リヨンではもっともメジャーなシャルキュトリーのひとつです。サンフェリシアンもほどよく熟成しており、そのとろける味わいに皆様気に入ってくださったようでした。


次回は2月の開催を予定しておりますが、まだテーマは未定。

また皆様に楽しんで頂ける内容になるように、今頑張って考えているところです。