パリ

実は来月は仕事諸々関係あり、弾丸でパリに向かう予定でした。

しかし、1月7日に起きたシャルリー・エブドの襲撃事件から現在に至るまでの状況から、どうやら難しくなりそうです。

そして今現在もシリアにおいて日本人が拘束されているとのニュースが流れています。

 

あの襲撃事件のニュースは衝撃的でした。

フランス大統領の言葉からも、フランスは戦争状況に入った、ということが明言されていましたから。

昨年秋ごろから既にその徴候はニュースとなっていましたが、まさかよもや大好きなパリが、その舞台になるとは思っていませんでした。

 

パリに在住の友人に、パリにおける今回の事件後の状況、感じる肌感覚を聞いてみましたが、やはりだいぶ不穏な雰囲気であるようです。

既にイエメンのアルカイダからは「標的も攻撃のメンバーも決めた。」との報復テロ警告が入っているとのこと。一般の市民の生活は普通に続いているが、やはりいつなにが起こってもおかしくない、という思いが常にあるそうです。テロ直後に始まったセールも路面のブティックに人影は見えないそう。また、3000人もの人物を対テロ対策としてチェックし続ける必要があるため、新たに2680人を雇用することを決めた、というニュース速報も本日入ったそうです。

 

友人の感覚では、自身が日本の友人知人とFacebookなどでやり取りをしていると、色々と情報が伝わっていない感覚を受けると言っていました。情報というものは、これだけ過分に溢れているようでも、やはりいる場所により伝わることは限られてくるのかもしれません。

現在もパリ在住や地方在住の、これまでフラストレーションが溜まっていたであろう移民系の方々からの、テロを賞賛するが相次いでいるそうです。

 

ワインを好きの多くにとって、フランスは憧れの地のひとつででしょう。

私もそうです。そのフランスの現在の状況のご参考に少しでもなれば、と思い今回は書き綴っています。早く平和が訪れることを心から願いながら。