熊本ワインさんのシャルドネは、近年数々のコンクールで上位に入っており、今や日本を代表するシャルドネのひとつといえます。
中でも地域の名前がつく菊鹿シリーズは、リリースと共に完売する人気の高さとのことで、ワイナリーを訪れても試飲が叶いませんでした。九州は台風の影響などから、日本でも最も高い降水量となるぶどう産地です。そのような自然環境のなか、高品質のワインを生み出される努力は並大抵のことではなかったでしょう。
近年の天候による影響はますます厳しく、なかでも人気のナイトハーベスト(深夜から早朝にかけての収穫。気温が低い時間帯に収穫をすることで、ぶどうの酸度や鮮度を保持します。)を行う菊鹿の小伏野は、昨年、今年と2年続けて台風などの影響で収穫が出来なかったため、リリースされないとのお話でした。
ところで熊本ワインさんというとそのようにシャルドネが有名で、
実は赤ワインに目を向けたことがなかったのですが、今回試飲をさせて頂いたカベルネ・ソーヴィニヨンは良かったです。
青臭いところはなく、なめらかではんなりとした優しい味わいでした。
ぜひご当地の郷土料理でもある馬刺しと合わせてみたいと思う味わいです。
もしかすると脂身にくどさがない赤牛にも美味しいのではないでしょうか。
機会があれば試してみたいところです。
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