ガロンヌ川沿いの市場

毎週日曜日にガロンヌ川沿い、位置的にはシャルトロン地区の付近辺りでしょうか、市が立ちます。そんなに大きな規模ではないのですが、美味しそうなパン屋やチーズ屋、ロティサリーチキン屋、もちろん魚屋や肉屋、他にも造り手が直接売りに来ているワイン屋さんなど、なかなか魅力的なお店が揃っているので、いつも滞在中は足を運んでしまいます。ボルドーの繁華街から向かって行き市場の一番手前の辺りには、いつもパエリアやムール貝を大きな鍋で作り食べさせてくれるお店があり、サングリアをひっかけながらの遅めの朝ごはんや昼ごはんにもちょうど良い感じ。お天気が良ければ外で食べるご飯は美味しいものです。そのまま市場を抜けた端の方には牡蠣屋の屋台があり、ボルドー名物のひとつ、アルカッションの生牡蠣を食べさせてくれます。まだ11時くらいとランチには早い時間から、のんびりと生牡蠣と白ワインを楽しむ人たちもちらほら。ああ、やはり日曜日なのね、といったゆるい雰囲気が心地よい感じです。6ピースで、牡蠣のサイズにより変わりますが6〜7€。プラカップの白ワインが2€でした。おそらくアントル・ドゥ・メールあたりの白ワインでしょうか、若々しくすっきりとした味わいです。生牡蠣を頬張り、良く冷えたワインで流しこむようにぐいっ、磯の香りがふっと鼻に抜け、そして今日は日曜日、というこの感じがたまりません。アルカッションの海辺には牡蠣や他フリュイ・ド・メール(シーフードのプランター)が名物のお店がある模様。いつかぜひ訪れてみたいものです。